2005年07月13日

ショーシャンクの空に



希望は人生で最高のエッセンス
 公開されて十年もたつのですね。スティーブン・キング原作、「刑務所の中のリタ・ヘイワース」を元に脚本化されたもの。無実の罪でティム・ロビンスが刑務所に入ってしまうのですが、挫折にめげずに希望を持って生きていくさまを描いています。なんせこの映画、私が繰り返し見ている数少ない映画。何度見ても涙腺が弱くなります。刑務所の中に居るモーガン・フリーマンがまたいい。二人の役者はちゃんと長い刑務所の中での時間の流れを表現していきます。特に二人とも時の経過とともに落ち着いていくのですが、ほんの少しだけ対照的なのは、モーガン・フリーマンがそわそわしていくのに対して、ティム・ロビンスが余裕すら見せるようになっていくところがいい。その互いの心理の中に何の違いがあるかというと、「絶望」と「希望」の違いなんじゃないかと思います。モーガン・フリーマンはどこかに絶望とまではいかないまでもそこへ至るまでの「諦め」という要素は充分に持っていた。そこから逆に落ち着きを得ているのに対して、ティム・ロビンスは「希望」があり、「諦め」を徹底排除していた。彼には未来があり、その未来を見ていることへの余裕があった。事実、映画はその要素を中心に展開してくわけです。
 人が夢を持ったり希望を持ったりしてもすぐに諦めてしまうのは「失敗」や「挫折」があるからです。この映画の中でティム・ロビンスは何度も「失敗」や「挫折」を繰り返します。ティム・ロビンスは映画の中で言います。希望があるから打ち砕かれる衝撃に挫折するんだという考えに対して、「希望は何よりもすばらしい」と言います。それは挫折があろうと希望だけは人の心から奪い取ることができない。自由も何も束縛された中で自由を夢見る希望とやらをモーガン・フリーマンは怒りを交えながら嘲笑します。でも、二人の大きな違いはやはり「諦め」を持つか「希望」を持つかの違いでしかありませんでした。
 人間は二極に分類するとネガティブな心を持った人と、ポジティブな心を持った人がいます。近くにそういう友人が居るのならば比べてみてください。必ず言っている言葉が違います。ネガティブな人はネガティブな言葉を多く使い、ポジティブな人はポジティブな言葉を多く使います。映画の中でもそれは出ています。
 人生の中で大切なものは「希望」。これを失わないでポジティブな心と言葉もっていけば必ず明るい未来は開けてくる。私はそう信じています。これは本当によい映画。様々な人に心からお勧めしたい映画です。
posted by ハヤブサ at 23:08| Comment(0) | TrackBack(3) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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