2005年09月10日

アイ、ロボット



ロボットと人間との共存
近未来のSFXムービー。人型ロボットは家庭での様々な人間の助けをしているぐらいロボットと人間との親密な付き合いがある。ロボットには三原則があって、人間に危害を与えてはならない、人間の命令に従わなければならない、前二条に反しない限り自己を守らなければならないとある。
新型ロボットが出現し、その父とも言える博士が死亡したことから話は続いてゆく。話の内容はゆっくり見て欲しい。
さて、色んな話で問題になるのが、結局人間って有害なんだよねってロジックの結論。増え続ける人口問題や、それに付随してくるエネルギー、食料、環境、様々な問題が人類全体の問題として持ち上がってくる。この映画自体ではそれほど問題にはならないけれど、とあるコンピューターはきっとこのことを考えたんじゃないかと・・・って誰のことを言ったかはネタバレになるので書きません。
これから先、「意識を持ったもの」に対してどのように接していくのか、法の取り決めなどが決められていくと思うけれど、きっとそれは私が死んだ頃あたりの話になるでしょう。少なくとも最初はロボットではなくて、「意識を持った生命体」への話になってくる。

映画自体はよくありがちなって感じじゃなくてちゃんとアクションもしてるし、問題も提起している。ドカーン!バキューン!バラバラ!おしまい、って感じじゃない。あくまで論理にこだわる女博士と主人公の対比もなかなかおもしろい。人間って一回「害物」って思ってしまうとなかなか両者の溝を埋めるのは大変になる。拒否反応が連鎖的に広がるのは、古今東西、そして未来永劫人間が人間である限りなくならないと思う。ちらっとおもしろかったのがロボットのセリフで、論理的に考え忠実に論理に即して行動することは「心無い」って言っているあたりもおもしろかった。心とは何か、問題は人間そのものにあるということをいつまでも戒めとして覚えておかなきゃいけない。このあとに手塚治虫原作の漫画を映画化した「メトロポリス」も合わせて見て、人間が生まれ持って抱えている問題そのものを考えて欲しいなと思います。

メトロポリス
posted by ハヤブサ at 03:44| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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