2005年07月10日

ヘブン・アンド・アース 天地英雄



さすが!ツボをおさえていらっしゃる!
日本人から見れば、中井貴一が主人公じゃない?と思いますけれど違いますよ。隊商の護衛役になるチアン・ウェンです。紀元600年ごろの話で、中井貴一はなかなか日本へ帰してもらえない遣唐使の役なのですが、他の人の持つ剣と違ってわりと日本刀に近い反り具合。柄のデザインも日本刀みたいです。中井貴一はチアン・ウェンを抹殺しに行くのですが、二人ともなかなかの剣さばき。隊商はシルクロードを辿っていくわけですが、その景色からもスケールのでかさが出ている。
ほとんどが砂漠のロケなのですが、なんせ砂漠は気温差がひどく、夜になるとマイナス近くまで落ち込むこともあります。で、見てるほうはさぞ暑いのだろうと思うのですが、白い息が出てるのがわかります。寒そう。友だちも気温の寒暖で夜凍死しかかったことがある。
見所は馬もラクダも演技しているところ!これ凄い!それとがんばれじいちゃん!って気持ちになる。中井貴一はとっても中国語がお上手。普通に中国語で会話ができそうなぐらい発音もいいです。対するチアン・ウェンは懐のでかいお父さんみたいなおおらかさと厳しさがにじみ出てる。ああいう人は本当に頼れる感じがしていい。
最近はコンピューター技術が発達しているから、ちょっと撮って合成して多く見せかけるなんてことはよくやってますけど、これはちゃんと映ってる分だけの人がいます。それだけに迫力がある。チャンバラシーンもやっぱりというべきか、香港映画系のものはツボを心得ていらっしゃいます。ただ、あまりにもアップでごちゃごちゃやっているために、せっかくの剣さばきが見えないところがあったりして残念。あれ?今何したの?ってシーンが数箇所ありました。それとも剣さばきをわざとぼかすためにやったのか、そこら辺の真相はいかがなものか。
途中で砂漠のど真ん中で死に掛かり、隊商の荷物を狙う敵に水をぽいって投げられるのですけれど、なんかてくてく歩いていってやられちゃう。最初は「これは砂漠の掟かなんかなのか?」とは考えてみたものの、やっぱり考え直して「こいつは犬死だ!」と気付いてしまった。あれは一体なんだったのか教えてください。
古い中国には数々の伝説があります。私が好きなのは三国志なんですけれど、劉備と孫権が剣で岩割っちゃったり、仙人出てきて歴史変えたりとなんだか壮大な歴史には伝説がつきもの。この映画の中にも「いや、それはないだろう」って思える奇跡が起きます。奇跡を起こすのはじいちゃん。さすが、伝説の男になりました。どうせなら彼を祭ればいいのに。
馬の動きも人の動きも最高の作品でございました。
posted by ハヤブサ at 02:58| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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