2005年04月21日

悪口の技術

 発行:新潮文庫

実践悪口入門編
平成十五年、一月刊行のものを文庫化したものなのでネタは古い。現代人は情報がすべてなのでわざわざ振り返って考察する人はほとんどいないかもしれない。そういう意味で「もうこの本ってあんまり価値ないよね」なんて思ったらもうおしまい。
悪口の真髄とは「いかに悪口と思われずに悪口を言うか」というところにあるという。さらに笑わせたらもう勝ったも同然。でも、現代人とはなかなか苦労しているようで、「笑わせるだけのいい人」になりはててしまってはやっぱり元も子もない。「本通りになんかいかねえよ!」なんて吠えちゃったら、そりゃあんた他人に使われるだけの「いい人」になろうとしてるだけだろなんて言いたくなる。
ちらりと出てくる国旗国家、法律、豊かさへの価値観、心、などへの問題を出している。口語体なので、だんだんと彼のペースに巻き込まれてくるわけだが、たけし氏からしてみれば、私のやってることなんてまったくのナンセンスに見えるかもしれない。
「バカヤロー」と言われるのが目に浮かぶ。
結局「一方的で自閉的な世界」であることは変わりはないのだ。続きを読む
posted by ハヤブサ at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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